コラム

COLUMN20代で効果的なバストアップ方法はなにがある? 理想のバストを手に入れるポイントを解説

バストの増大は乳腺が発達する第二次性徴ころから始まり、20代の中盤までの期間で成長していく事が大半ですが、特に大きくなりやすいタイミングは実は20代に入ってから。
大きさだけではなく理想的な形のハリのあるバストを手に入れるため、20代に取り入れたいバストアップケアの方法を詳しくご紹介します。

バストアップのカギは乳腺の発達

バストは9割ほどが脂肪細胞で出来ているため、いかに脂肪を増やすかがバストアップのカギのように考えがちですが、実はバストアップのカギはバストの1割ほどを構成している乳腺の増大にあります。

そもそもバスト内の脂肪細胞は乳腺を保護する役割として存在しているため、乳腺が発達している方は保護する脂肪細胞の量も多くなり、逆に乳腺の発達が弱いと脂肪が少なくなるため、バストサイズが小さくなります。

そのため、よくバストアップの方法として二の腕などの脂肪を揉み解してバストの方に集めるというようなマッサージが紹介されていたりしますが、脂肪細胞が移動してくる事はありませんしこうした方法で本質的にバストアップするという事はまずありません。

乳腺の発達には女性ホルモン「エストロゲン」が深くかかわる

乳腺の発達は第二次性徴頃から開始されますが、これは女性ホルモンの一つである「エストロゲン(卵胞ホルモン)」の影響によるものです。
女性ホルモンの中でもエストロゲンとプロゲステロン(黄体ホルモン)は月経周期と密に関係しているホルモンで、月経の開始以降はエストロゲンの増加によって卵子の熟成と排卵が行われ、排卵以降はプロゲステロンが増加していく事で基礎体温が上がり子宮内膜に厚みができて妊娠の準備が行われます。

エストロゲンは美容ホルモンとも呼ばれる一面もあり、女性らしいきめ細やかで柔らかい肌質を作ったり、乳腺を発達させて女性らしいボディラインを形成するための働きを持っています。

エストロゲンの分泌は10代から開始されますが、分泌が安定するのは20代前半頃になってからで、その後30代後半あたりまで一定の量が分泌されます。
この事から、乳腺の増大によるバストアップはエストロゲンの分泌が安定する20代前半あたりからが特に期待しやすいと考える事ができます。

成長ホルモンの分泌もバストアップの重要な要素

エストロゲンだけではなく、成長ホルモンもバストアップに影響を与えるものとして重要な要素です。
成長ホルモンは特に10代の頃に多く分泌され、身長を伸ばしたり筋肉を発達させるなど、カラダの成長に深く関係しているホルモンですが、成長ホルモンを投与すると乳房の増大がみられ、男性でも女性化乳房の状態となったりするなど、バストアップも関係がある事が分かっています。

エストロゲンと成長ホルモンによる作用がしっかりと発揮される状態を維持する事が、バストアップのポイントとなります。

  • お問い合わせはこちらから >>

LINE@友だち追加

バストアップ方法として20代で取り入れるべき事

それでは、具体的にバストアップを目的として取り入れるべきケア方法について解説します。

1.バランスの良い食事を心がける

エストロゲンや成長ホルモンの材料も、乳腺を発達させるための細胞のエネルギーも、全ては食事によって体内に取り込まれます。
食事制限などで食事から取り入れる栄養の量が少なかったり、偏食で摂取する栄養のバランスが悪かったりすると、細胞が活動するためのエネルギーや材料が無いため、どうしてもバストアップは行えなくなってしまいます。

足りない栄養をサプリメントなどで補っている方も多くいらっしゃいますが、栄養素は摂取するだけではなく体内でしっかりと吸収される必要があり、栄養は単体ではなく様々な組み合わせでより効率的な吸収が行えるようになるなど、総合的なバランスが重要なものです。
どの栄養素がどういった働きを持っているかという点はいまだに全てが解明されているものではなく、食材に含まれる微量の栄養素がカラダにとって大きな影響を持つという事も少なくありませんので、基本的にはやはり食事でバランスよく摂取する事が大切です。

2.質のよい睡眠をとる

睡眠はホルモンの分泌に大きく影響する行為で、質の良い深い睡眠をとると成長ホルモンの分泌などが促進されてバストアップに繋がります。
質のよい睡眠というのは単純に睡眠時間が十分な長さであるかどうかだけではなく、中途覚醒をしないなど、しっかりと深い眠りがとれているかなども関係していて、睡眠の質が低いとホルモンバランスも乱れがちとなります。

睡眠時間は夜の10時あたりから朝6時あたりがゴールデンタイムとよく紹介されますが、これは日照時間の関係などでこの時間が一番質のよい睡眠をとりやすいためです。
明るい部屋で寝たり、寝る前に長時間スマホなどを使って強い光を見続けると深い睡眠をとりにくく睡眠の質が低下してしまいますので、寝るときはなるべく目に入る光の量を落とすなどの工夫をすると良いでしょう。

また、睡眠時無呼吸症候群などがあると睡眠の質が大きく低下しやすくなりますので、いびきを人から注意される事が多いなど、症状の疑いがある方は一度専門のクリニックで検査を受けて改善していくと良いかもしれません。

3.血流を促進する

代謝は細胞が血液から栄養素やエネルギーを受け取る事で行われるもので、血行不良の方は代謝も低下してしまい、バストアップもしにくくなります。
適度な運動を生活の中に取り入れるなどで血流を促進する事で、ホルモンの分泌が促進されてバランスが整い、バストアップも期待しやすくなります。

血流の促進には適度なマッサージなども効果的で、特に肩や首、背中の筋肉がこっているとバスト周囲の血流が悪くなってしまいがちなので、こうした筋肉のストレッチやマッサージを取り入れると良いでしょう。
最近はスマートフォンを使用する際の姿勢によって首が前傾状態となり、首や肩、背中といった箇所に負担がかかって強い緊張状態となっている方も多いので気を付けましょう。

注意点として、マッサージを行う際はバストそのものを強く揉んだりしないようにする必要があります。
バストは内部にクーパー靱帯というものが沢山あり、これが乳腺と皮膚や大胸筋を繋ぎ合わせる事で形を整えているのですが、クーパー靱帯は強く引っ張られると伸びたり切れたりしてしまう事があり、一度切れると元の状態には戻らず再生できません。
バスト自体を強く揉んでしまうと、クーパー靱帯が切れてバストの形が綺麗に保てなくなり、下垂した状態となってバストサイズが小さく見えるといった状態に繋がりますので、こうしたマッサージはしないようにしましょう。

  • お問い合わせはこちらから >>

LINE@友だち追加

バストアップ目的で20代にやらない方が良い事

バストアップを目的とした場合に、20代でやらない方が良い事があります。それはバストアップサプリです。
特に、プエラリアミリフィカのような女性ホルモン様作用が強い成分を主体としたサプリメントについては注意が必要です。

プエラリアは乳腺を増大させるエストロゲンと似た構造を持ち、体内でエストロゲンのような働きが期待される事からバストアップサプリとしてよく利用されるものですが、ホルモンバランスというのは非常に繊細なものであり、サプリメントで無理やりバランスを変化させるとむしろ体調の悪化に繋がる可能性が高くなります。
実際にプエラリアの配合されたサプリメントを服用して強い吐き気などの症状が出たという報告は数多くあり、国によってはプエラリアが使用された商品の販売は禁止されている事もあります。

強制的に女性ホルモンのバランスを崩してしまうと、カラダがそのバランスをとろうとして逆にエストロゲンの分泌量が減ってしまう可能性なども考えられますので、こうしたタイプのサプリメントを利用したバストアップはやめておいた方が良いでしょう。

女性ホルモンのバランスが崩れて生理不順などのトラブルがある場合は婦人科での治療などで適切なケアを行う事ができますので、まずは医療機関に相談する事をおすすめします。

  • お問い合わせはこちらから >>

LINE@友だち追加

確実にバストアップするなら豊胸手術が最適です

食事や睡眠といったセルフケアでバストアップを促進する事は可能ですが、そもそもバストサイズの増大には遺伝的な影響なども強く、誰でも確実に大きなバストを手に入れる事ができるというものではありません。
確実にバストサイズをアップさせるなら豊胸手術が最適で、単に大きくするだけではなくバストの形を整えて理想的なボディラインを手に入れる事が出来ます。
代表的な豊胸手術としては「インプラントバッグ豊胸」「脂肪注入豊胸」「ヒアルロン酸注入豊胸」があり、お悩みの内容や目的によって最適な治療法が異なります。

インプラントバッグ豊胸

インプラントバッグとは半球型のシリコンなどで出来た柔らかい医療用バッグの事で、昔からよく行われている歴史の長い豊胸術です。
以前はバッグの質感などが自然なバストと比べて硬さがあるなどの関係から不自然な仕上がりになりやすく、また強い刺激で破損してしまうケースが指摘されるなどの難点もありましたが、Motivaなど最近のインプラントバッグは様々な改良が重ねられており、非常に自然で安心の手術が行えるようになっています。
インプラントバッグは挿入するバッグのサイズでバストサイズをコントロールしやすいため、理想的な体型を手に入れる方法として非常に優秀です。

脂肪注入豊胸

お腹などで脂肪吸引を行い、採取した脂肪から不純物などを取り除いてバスト内に再注入する豊胸術です。
自分自身の脂肪細胞を再移植する方法のため安全かつ非常に自然なサイズアップが可能で、同時に脂肪吸引が行われる事でバストアップだけではなく効率的に理想のボディラインを手に入れる事ができる点が大きなメリットです。

注入した脂肪細胞が毛細血管と繋がる事で定着し、これによって始めて永続的な効果が期待できるのですが、注入した脂肪の定着率は60~80%程度で、定着できなかった細胞は体内に吸収されてなくなってしまいます。
注入量が多すぎると定着率が極端に減少する事や、そもそも皮膚が伸びる限界の長さなどから1度に注入が可能な量には限界があり、最大で2カップ程度のサイズアップが限界となる点がインプラントバッグ豊胸と比べてのデメリットとなります。

ヒアルロン酸注入豊胸

ヒアルロン酸で出来たジェルを注入してバストアップする方法です。
元々ヒアルロン酸は体内にも存在している成分なので安全性が高く、注入だけの手軽な方法であるというメリットがある一方で、ヒアルロン酸は体内で徐々に分解されていってしまうため、効果の持続が最大で2~3年程度であるという点がデメリットになります。

20代などバストサイズが成長途中であれば、自然にもっとバストサイズがアップしていく事も考えられるため一時的な効果であるヒアルロン酸注入での治療が適している事もあります。

  • お問い合わせはこちらから >>

LINE@友だち追加

バストアップをご希望の方は城本クリニックにご相談ください

ボリュームがあって綺麗なバストは多くの方が憧れるものであり、それだけに不確かな情報も多く、医学的に考えれば効果が期待できないような商品も数多く販売されています。

バストアップを希望される方は、是非一度城本クリニックにご相談ください。
当院では各種豊胸術に精通したドクターが、適確な診断と丁寧なカウンセリングで一人ひとりに最適な治療法をご案内しております。
手術の事だけではなく、セルフケアで出来る事などを含めて理想的なバストを手に入れるためのプランを一緒に組み立てて参りますので、まずはお気軽にご相談ください。

LINE@友だち追加

本コラムの監修医師

1978/04:富山医科薬科大学医学部医学科入学
1984/03:富山医科薬科大学医学部医学科卒業
1984/06:大阪市立大学医学部付属病院研修医
1986/04:大阪市立大学大学院医学研究科外科系外科学専攻
1990/03:大阪市立大学大学院医学研究科外科系外科学修了
1990/04:田辺中央病院医長
1991/04:城本クリニック

医学博士 / 日本美容外科学会専門医
第105回日本美容外科学会 会長
城本クリニック総院長 森上和樹

ご予約・お問い合わせお気軽にご連絡下さい 0120-107-929 無料 24H OK メール相談 無料 カウンセリング予約
全国の城本クリニック 35年以上の歴史と実績

全国の城本クリニック

クリニック案内へ

診療時間 10:00~19:00 完全予約制

35年以上の歴史と実績、そして信頼を誇る美容外科